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バリューを象徴する代表的なエピソードが、
「未来へ紡ぐエピソード」へ表示されます。
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Episode未来へ紡ぐエピソード
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1900年
菓子産業の近代化の
礎をつくる
1899
「森永西洋菓子製造所」創設
品質への飽くなき
こだわり
1905
「エンゼルマーク」
商標登録
ポケット用ミルク
キャラメルを発売し
日本中に普及
1914
ポケット用ミルク
キャラメル発売
日本初国産ミルク
チョコレートの一貫
製造開始
1918
チョコレート一貫製造
開始
8時間労働制など
従業員にもやさしい
取り組み
1919
8時間労働制導入
森永ビスケットが
愛され続ける理由
1923
国産ビスケット
「マリー」誕生
販売組織の設立にも
共存共栄の精神
1928
「森永ベルトライン
ストア」を組織
時代を先取りした広告
・キャンペーン展開でお客様を魅了
1931
「キャラメル飛行機
セール」
日本初のペニシリン
製造で社会に貢献
1944
国産第1号のペニシリン大量生産に成功
1950年
お客様とのコミュニ
ケーションの充実
1971
お客様対応専門部門
設置
時代のニーズに応える
食文化の創造
1994
inゼリー発売
安全・安心な食の提供
1995
「森永HACCP」導入
環境への取り組み
1998
菓子業界初ISO14001
取得
2000年
アイスに鮮度という
新しい概念を導入
2001
鮮度マーケティング
への取り組み
ハイチュウで
グローバル展開
2008
米国森永製菓設立
食べる人も作る人も
笑顔に
2008
「1チョコ for 1スマイ
ル」活動
女性活躍から
全員活躍へ
2012
ダイバーシティ担当
設置
アメリカで11年にわたり菓子製造技術を学んだ創業者は、日本の人々にもおいしく栄養価の高いお菓子を食べてもらいたいとの想いをもって「森永西洋菓子製造所」を創設しました。菓子産業の近代化を目指し、機械による大量生産、販売網の整備と広告宣伝による大量販売を実現し、日本における菓子産業の礎をつくるとともに日本中に西洋菓子を普及していきました。
低品質の類似品と識別してもらうため、当時販売していたマシュマロが天使の食べものと言われていたことから「エンゼルマーク」を考案し、1905年に商標登録しました。お客様に笑顔をお届けするためには、体裁を良くした上げ底などの容器は断固許さない、贅沢と言われても品質保護のために個包装を採用する、など品質に対する信念は、創業当時から今も受け継がれています。
栄養価の高いおいしいキャラメルを日本の人々に普及するため、味の改良とともに日本の気候風土にあった安価で携帯性の高い包装容器を開発するなどの試行錯誤を重ね、今に続く「ミルクキャラメル」の容器を開発しました。
チョコレートへの関心の高まりを受け、より多くの人に本物のおいしさを届けたいという想いから日本初の一貫製造に挑戦しました。巨額の設備投資や高度な技術の導入など多くのハードルを乗り越え、チョコレートの大衆化を実現していきました。
共存共栄の精神を大切にしてきた当社は、1919年、業界に先駆けて8時間労働制を導入したり、1926年森永健康保険組合を設立するなど従業員の心身の健康に配慮してきました。こうした経営姿勢は現在も脈々と受け継がれ、近年では健康経営優良法人ホワイト500に認定されています。
1923年、高品質で本格的な国産ビスケット「マリー」が誕生しました。100年経った現在では日本での商標登録が認められ不動の地位を獲得しています。「チョイス」「ムーンライト」などラインアップを充実させるとともに、個包装の採用や包装資材の簡易化など生活様式や社会環境の変化に対応し、お客様から愛され続けています。
ステークホルダーとの共存共栄を目指す当社は、1928年、業界に先駆けて小売店に呼びかけ直営販売店「森永ベルトラインストア」を組織しました。各々の店舗には当社のキャンペーンガールを派遣するなど広告宣伝にも力を注ぎました。製販一体となり売り場を盛り上げる活動は現在も引き継がれています。
商品のおいしさを知ってもらうためには、販売を促進することが重要であるとの考えから、1931年のキャラメルの飛行機セールはじめ、魅力的な広告・キャンペーン活動を展開してきました。当社が積極的に展開した母の日やバレンタインデーは国民的なイベントとして定着しました。また、「チョコボール」のおもちゃのカンヅメは1967年以来のロングキャンペーンになっています。
戦時中、会社の存続の危機の中においても国からの要請で国産第1号のペニシリン大量生産に成功し多くの命を救いました。2019年度には科学技術庁の未来技術遺産に認定され、70数年経った現在、その功績は社会的に認められています。
当社は、業界内で先駆けてお客様対応専門部門を設置し、お客様の声を商品や経営に反映してきました。現在、お客様サービスセンターではフリーダイヤルやインターネット活用などによるサービス向上を行い、お客様とのコミュニケーションを大切にしています。
1994年に発売された「inゼリー」は、すこやかな身体づくりに貢献することを目指し開発しました。当時、他に類を見ない携帯性に優れたパウチ入りのゼリー飲料は、食文化・市場の創造にも繋がりました。今でも、食の簡便化と健康維持を求める時代のニーズに応えながら進化を続けています。
1995年、科学的管理手法であるHACCPをベースに、より厳しい独自の「森永HACCP」を導入しました。1904年には衛生の品質観念を工場従業員に啓発するため業界に先がけてユニフォームを採用、また早くから品質保証部門を設置するなど、いつの時代にも安全・安心な商品をお客様に届けてきました。
当社は、早くからサステナビリティの考えに基づく活動に積極的に取り組み、1998年に日本の菓子業界で初めてISO14001(環境マネジメントシステム国際規格)を取得しました。そのほか、環境にやさしいパッケージの導入や廃棄物排出の削減、リサイクル促進など様々な活動を行っています。
品質にこだわる当社は、アイスの世界では類を見ない「鮮度」に着目し、パリッとした品質の「チョコモナカジャンボ」をお客様にお届けするために尽力しています。研究・製造・物流・販売が一体となり鮮度マーケティングに取り組むことで、今や「チョコモナカジャンボ」は当社を支える大きな柱となっています。
創業者がアメリカで学んだキャラメル製造技術を基礎に開発した「ハイチュウ」を世界中に届けるため、グローバル化を積極的に推進しました。アメリカを中心とした製造・販売が軌道に乗るなど、「ハイチュウ」は国境を越えて快進撃がつづきます。
2008年から、カカオ生産国の子どもたちの支援として、「1チョコ for 1スマイル」活動を続けています。チョコレートを食べる人だけでなく、その原料であるカカオ生産国の子どもたちが安心して教育を受け、みんなが笑顔になれる社会の実現に向けて取り組んでいます。
2001年より進めてきた女性活躍の取り組みを進化させ、2012年には、ダイバーシティ担当を設置、2020年には、社長直轄の組織として、ダイバーシティ推進室が発足しました。企業の原動力は人であるとの考えの下、適材適所によって従業員全員が活躍できる風土の醸成を目指しています。