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森永のビスケットヒストリー

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ビスケット物語 誕生秘話

幼児用ビスケット『マンナ』は、78才!

マンナ 今でも愛され続けている、幼児用ビスケット、『マンナ』。
これが登場したのは、1930年(昭和5年)、なんと今から78年も前のことです。森永のロングセラー商品はいくつもありますが、マンナがここまで長い歴史を刻んでいることを、みなさん、知っていましたか?
1923年(大正12年)に、国内向けの製造に着手し、瞬く間に人々の心を捉えていった森永ビスケットですが、それからわずか7年後に、マンナは登場しました。

当時の日本経済は、金解禁の影響や世界恐慌の圧迫を受け、深刻な大不況下にありました。
しかし、小売店や問屋などと独自の契約を結び、共存共栄を唱えていた森永としては、消費者に魅力溢れる製品、売れ足のよい製品を供給し続けるという大きな責任があったのです。
そして、世の中にはまだ、乳離れをしたばかりの幼児が食べられるお菓子がほとんどない時代でもありました。森永は、母親が子供に与える最初のお菓子として、栄養価の高いビスケットを食べてもらいたい。そんな願いを込め、ミルクの味わいを大切にした、軽くて食べやすい、離乳食としてのマンナが生まれたのです。
マンナの語源が、旧約聖書にある、“神が荒野をさまよえる民に与え給うた愛の食べ物”manna<マナ>にちなんでいることからも、森永の想いが見受けられます。

現在マンナは、ビスケットタイプに加え、口解けのよいウェハータイプ、指先運動にもなるボーロタイプ、と、赤ちゃんを優しく楽しませてくれています。

ビスケット物語 目次

時代を超えたビスケット『マリー』

幼児用ビスケット『マンナ』は、78才!

夢の競演が生んだ『エンゼルパイ』

半生菓子への挑戦・『ガトーショコラ』