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森永のビスケットヒストリー

ビスケット年表ビスケットストーリービスケットコラム

ビスケット物語 製造秘話

vol.3 国内向け「森永ビスケット」の誕生

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森永は、良心的で且つ、他社の追随を許さないものでなければならない、という信念のもと、『日本人のためのビスケット』を求め続けました。
最新鋭のビスケット製造設備を用い、英国のビスケット技師アッシェル父子とともに、試行錯誤を繰り返したのです。
そして、1923年(大正12年)、従来の国内製品とは別格の高品質を持ち、味覚も輸入品とは違った、日本人の嗜好にあったビスケットが完成したのです。

また、森永は新製品を発売する際の広告宣伝にもいち早く力を注いでいました。
当時主流だった、従来の商品名を告知するだけのお知らせ広告、という概念を脱し、『見て楽しい広告宣伝』として、品質を語りかけ、ライフスタイルを提唱し、“新しい風”を感じさせる表現を全面に取り入れていったのです。

そんな宣伝も手伝い、同年6月、塚口工場から大衆のもとへと送り出された、“16種の高級ビスケット”は、瞬く間に、『さすが森永』との評価を得ていったのです。
(今でも多くの人に愛されている、マリーが生まれたのもこの時でした)

以後今日に至るまで「森永ビスケット」が市場で高い評価を得続けているのは、このような、強い信念を貫くという長い伝統に裏づけられてのことなのかもしれません。

ビスケット物語 目次

vol.1 当社ビスケット製造は、輸出用がはじまり

vol.2 東洋一を誇るビスケット工場「塚口工場」の完成

vol.3 国内向け「森永ビスケット」の誕生

vol.4 森永ビスケット、製造力が飛躍的にアップ!

vol.5 進駐軍の特需品性産で得た米国式ノウハウ

vol.6 ビスケット製造能力が5倍に!

vol.7 お客様のための新パッケージ登場!